元靴屋のラジ活奮戦記

元特殊靴屋  現怪しいオートバイ用品屋の店長が綴る趣味のラジコン日誌

419XRのこと。(回顧録)

この趣味を始めた時に最初に入手したのはTT02でした。
バイク仲間のはっしーから譲ってもらったもので、プロポ以外は全て揃っていました。
プロポをヤフオクで手に入れてから夜中の歩道で練習したりして、(外環のせいで無駄に広い歩道(空き地)が点在している)その後程なくしてZEN RCサーキットに行ったんだけど、一番最初に訪れた時はプロポを忘れた。(笑)二回目は下調べしなかったためにレース当日だったので見学だけして帰りました。(白目)


前置きが長くなったけど、そんなTTにも慣れていない段階でハイエンドモデルの格好良さに憧れてヤフオクで買ったのがこの419XRでした。
すでに420も出てから1年近く経っていたけどシュリンクも外していない未開封品でしたのでハイエンドの組み立ても初めての経験です。組み方はネットなどで勉強して数日掛けてしっかり組み立てました。(今は徹夜してでも1日で組んじゃうw)この時ピニオンギアは別売りというのを始めて知ってZENの橋本さんに何を買えばよいか相談したりする程度に無知でした。橋本さんも何をアドバイスしていいのか随分悩んでたのを覚えてます。(陳謝)
なんだかんだしながら組み終わってからZENで走らせると地面に貼りつくような安定感に驚くばかりでした。あの感動は忘れられないなぁ。そしてそれと共に、TT02のように課金する隙間があまりない事に感心したりしました。一番の課金は420脚へのアップグレードかな。もっとも走らせていくうちに修理課金という新たな問題も出ましたけど。

その後メルカリでアルミとカーボンのロアデッキセットを買ったら本体も付いてきたなんてのもあって2台体制になった時期もありましたが、後にBD10LC購入を機に1台はメルカリで売却して二組の新品アッパー&ロアデッキが1万もしないで手に入った計算になりました。わらしべ長者か…(-_-;)


419XRのPUは最初レギュレーションなんて物に興味がなくて17.5TのR1モーターなんてのにHWのXR10STOCKSPECを組み合わせてました。なにしろ他の人との競い合いよりコースに如何に長く留まっていられるかが最大の課題だった頃です。(ごめん419XR…)
その後袖スタでなし崩し的にレースに出るようになってからレギュレーションを意識したマシンづくりをするようになります。当初はRC SuperGT仕様にしていたんですが、BD10購入と共にアルミデッキに換装してカーペットコース用にしたりします。でも走行回数も少なすぎるのでまたカーボンデッキに戻してからZENのスケールツーリング仕様にして現在に至るわけです。
ロールセンターの考え方などセッティングの基礎を勉強させてくれたマシンですが、基本的に素直なためにあまり困ったことはありません。本当にタミヤのマシンは初級者に優しいです。

もう1台のハイエンドであるBD10がTC10へ、そしてTC10/2へとコンバージョンしていくなか、419XRはモーターをヨコモのZERO2からZERO3に換装したくらいで基本的には課金もせずに走り込むだけでした。

そんな時に419XRの師匠であるK島さんからボールデフを借りる機会を得ました。

ボールデフの存在は知っていましたけど、バギー用という認識だったし、そもそも419XRを入手した頃にはこれに装着出来るボールデフは無かったと記憶しています。少なくともある事に気が付いてはいませんでした。タミヤのサイトを見るとお借りしたこれ自体はTA08発売に合わせて出たパーツのようです。
このマシンは廻りの人達の助けもあって比較的順調に走らせていたのでボールデフ自体にあまり興味はありませんでした。
とはいうもののセッティングも含めてマシンへの理解度を高めることに喜びを感じるタイプなので、次回お会いするまでお借りして走らせてみることに。その後会っていないのでまだ手元にあります。というか外してません。(^_^;)

フィーリング等は動画にしているのでもし気になるようでしたらご覧いただくとして、他の動画などで言われているLSD的なアンダー傾向は見受けられず、体感的には前に出ない感じがするという他とは違った印象になっています。ただタイムは上がっているので前に出ないというのは気のせいか何かそう感じる他の要因があるのかも知れません。

www.youtube.com
タミヤもTRF420Xをリリースして419XRは2世代前のマシンになってしまいましたが、アクセルの開けやすさなどは最新マシンにも引けを取らないのでまだまだ楽しませてくれそうです。
何も知らない状態でたまたまヤフオクで見つけた未開封のマシンをここまで気に入るとはその時は思いませんでした。
これからも大事にしていこうと思います。