元靴屋のラジ活奮戦記

元特殊靴屋  現怪しいオートバイ用品屋の店長が綴る趣味のラジコン日誌

FORZA!TRF!

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TRFといえば一般的には TK(哲哉小室) Rave Factoryなわけですが、ラジコン界ではタミヤレーシングファクトリーですね。初老の手習いで始めた私としてはとりあえずタミヤが無難という理由でTT02からのステップアップに選んだのが未開封のままオークションに出ていたTRF419XRでした。余談ですが、いまだに結構未開封が出回ってますね。TRF420と比べても多く見かけるのは何でだろうか…。

さてTTが少し気を許すと蒼い課金マシーンと化すのに比べてTRF419XR(以下419XR)は完成された競技車両なので大きく手を入れる所はありませんでした。恐らく420脚にコンバートしたのが一番の課金だと思います。そんな419XRですが、当初感じていた地面に吸い付くような感覚は少し薄れてしまいはしたもののスキル向上に寄与してくれた大切な一台であることに今も変わりはしません。

しかし心配なのは部品の事。
419発売が2014年、419XRが2017年発売と少々時間も経っていることもあって特にアルミシャシーは入手が困難だろうと思っていたところにちょうどオークションに新品のカーボンシャシーとアルミシャシーが出品されているのを発見しました。しかもおまけで車体も付いていました。逆かw でも2枚のシャシーの価格に数千円足した価格で出品されたんですよね。
しかもおまけ感覚で手に入れた車体も練習で使い込んだ自分の419XRよりも程度が格段に良かったというなんか素直に喜べない代物でした。
まあ、2台もあれば当分部品には困らないでしょう。足回りは2台とも420脚になってますし。

タミヤがレース制覇からユーザー底辺拡大にシフトしたというソースがいくつかありますが、センターモーターの時流から少し遅れてしまった感が否めないTRFシリーズはいまだ一線級のポテンシャルを秘めています。419XRはオーソドックスなレイアウトのためにとても操縦しやすくワクワクするマシンなのに変わりはなく、タミヤ特有といわれる懐の深さも初心者の私を育ててくれている要因だと思います。
もし昨年の私がBD10をいきなり駆ったらそのシビアさにへこたれていたかも知れません。

現在アルミシャシー仕様はカーペット路面用としてRC SuperGTのPUを載せていますが、カーボンシャシーのBD10とのタイムは僅差でまだまだ楽しく走らせています。
もう一台のカーボンシャシー仕様はZENのスケールツーリング仕様にして練習を重ねています。セッティング変更に対して素直に反応してくれるためにスキルアップには最適なマシンだと自負してます。
とまあ、現状この2台とBD10を使って色々なサーキットで楽しんでおります。
世の中には他にも魅力的なマシンがたくさんありますが、単純な速さだけではない楽しみが419XRにはあると思うんですよね。

そろそろTRF420が出てから2年になりますので、更にユーザーをワクワクさせるTRF421の登場が待ち遠しくもありますが、419XRはTT02と共に仮に走らせる機会が減るとしても手放せないマシンであることに変わりは無さそうです。