元靴屋のラジ活奮戦記

元特殊靴屋  現怪しいオートバイ用品屋の店長が綴る趣味のラジコン日誌

二輪競技の裏方をやっている友人知人が多いので感じた事。

JMRCAの話なんだけど、個人的には10年以上前のMFJエンデューロ部会の話をしているのかと錯覚しました。(動画内で三浦氏がモトクロスはJAFが…って話をしているけど、正確にはMFJです。)
エントリーフィーの件、大会の魅力、スポンサー、レギュレーションなどなどデジャヴュのオンパレードでした。
全日本エンデューロは10年経って結局先細りっぽくなったけど、その主な原因は底辺拡大に失敗したからだと思ってる。どのカテゴリーでもトップカテゴリーの魅力にばかり気が行ってエントリークラスの満足度を上げるって感じにならないんですよね、きっと。
これは競技の性格上の資金難に加えて運営側のオートバイに対する思い入れが強すぎるからなんだとも思う。大会の魅力アップに腐心するあまり初心者の気持ちをもう理解出来ないのかなって、5年くらいスポットで全日本を追いかけて思った。
結局このカテゴリーで盛り上がっているのはイベント屋さんのレースだったりするのが皮肉です。(これってラジコンもかな?)
 
■参戦側してのラジコン競技について
ラジコン競技は予選落ちするとそこで終わりにならずにB/C/…メインという同じレベルの選手と競える楽しさがあるので好きです。それと年齢的な理由から進歩が遅い気もするけど、結果がタイムに出るのでやりがいはありますし。
年齢っていうと、バイクの草レースの中には年齢別での入賞もあったりする。自分もそれで優勝(w)したことがあるけど、受け取る側は嬉しい反面年寄り扱いかなって気もしないではない。w でも平均年齢が上がっているならそういうくくりも面白いんじゃないかな。

■観客としてのラジコン競技
選手に対しての思い入れがなかなかしづらいなって思ってる。
袖スタでもZENでも日本のトップの皆さんと接する機会があるので顔とマシンが最近になって少し合致するけど、始めた頃は速すぎるマシンに面識のないドライバーに対して思い入れが出来なかった。
モトクロスなどではファンサイト的に各ライダーとマシンの紹介をしたりして人間的な魅力も知らしめる活動を個人レベルでしている。ラジコンでもそういうのがあっても良いんじゃないかな。
それに絡めて野球でも殿堂入りなんてのがあるんだから、世界で戦った、日本のレースを席巻したなどでレース運営団体も「殿堂入り」という物を作ってそれを公式サイトに載せてもいいんじゃないかな?F1でもチーム固定ゼッケンから個人ゼッケンに移行したのはドライバーへの思い入れがファンの拡大と定着化を促進させるから。ラジコンの場合ゼッケン固定はまだ早いだろうけど、個々の魅力を伝える事が出来ると良いねって思う。

長々書いたけど、結局楽しいイベントに参加したいなってどんなレースでもそう思う。それは選手であったり観客であったり。
観客の場合は推しの選手と一喜一憂したい。苦労して勝ったら一緒に涙したい。そんな世界になるといいなぁ。
そんな私は石岡選手推しです。

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