値上げのアナウンスがあったりしますが、それでもなお安い3racingのSAKURA S64。
多分同じ価格帯で右に出るのは居ないと思うけど、タミヤほどではないが楽しく走らせたり速くしたい場合は多少課金が必要です。
まず最初に入れたのは金属製のスプールカップとそれに対応するスプール本体です。
たぶん縁石ジャンプの着地時にアクセル開けてるとその衝撃で割れてしまうらしい樹脂カップを金属に換えました。セットでスプール本体も替える必要があります。
次にダンパーです。
標準装備の樹脂ダンパーも良くできていると評判ですが、キャップが噛み込んでメンテナンス時に毎回苦労するのでタミヤのSSBBに替えました。これは419XRのセッティング用に元から持っていた物です。スプリングはSPソフトだったはず。
そしてセッティングとしてリアトーをハブじゃなくてサスブロックで付けました。
2.5度のRRサスブロックです。
当然リアハブは0度にするので私はヨコモのBD用をチョイスしてます。これもBD10のスペアから。
IFなどサスピンが3mmのでしたら大抵合うみたいです。
これはZEN RCサーキットの橋本店長がハブでトー角を付けるよりサスブロックで付ける方が経験則として良いと思うと言うのを鵜呑みにしただけです。スペアパーツの入手に苦労しがちなS64の場合は壊しやすい場所を国産車のパーツに換装するのも長く使える方法の一つだと思います。
効果は?
私レベルだとフィーリングとして明確な違いは感じられませんでした。w
リアグリップの確保のためにリアバルクのアッパーデッキに自作のステフナーを増設。これは効果の検証中で頻繁に脱着してます。このマシンはFRPモデルですが、アッパーデッキだけはカーボンにしています。
最後にアッパーアームを短くするためにバルク側のボールポイントを1mmのカラーで外に出してます。
これは個人的には好印象です。踏ん張りが効くようになった気がします。(気が…w)
あと、アッカーマンをワイパー側で変えられないのでアップライトのアームでいじってます。
切角アップが目的だったんですが、パラレルステア気味になるので個人的にはあまり好きじゃないです。💦
でもタイトなコースでは良いかも。
あとは定番のダブルカルダンとアルミ製六角ハブを入れています。
全体的にはコスパの高いマシンですが、低コストのために樹脂パーツを多用しているので性能の維持が難しいと感じる事もあります。
そこら辺があまりやれないTT02と比べてしまう部分です。
それにスパーの固定やデフやスプールの位置決め部分に使われている細いタッピングビスがバカになりやすいのが玉に瑕ですね。スパーの樹脂製のホルダー部分はネジが効かなくなってきたので上位機種の金属製に替えています。でもデフのホルダーはとりあえず位置決め程度なので放置してます。
とまあ色々気になる部分もありますが普通に走るし、17.5Tくらいまでのブリンカー(ノンブースト)だったら特に変な動きもしないので楽しく走らせられます。事実袖ケ浦スタジアムでのRC SuperGTの最速はこれだったりします。当然腕がいいんですが、それに応えるマシンの素性というのも見逃せません。