レギュレーションでギア比自体が決められていたり、タイヤの回転数縛りでギア比を合わせる必要があったりで結構変える機会が多いピニオンとスパー。
模型のギアについては実体験としては知らないんですが、バイクの場合はピニオン(ドライブスプロケット)とスパー(ドリブンスプロケット)の歯数にさけた方が良い組み合わせがあります。
それはドリブンの歯数をドライブ側の歯数の整数倍にしないということ。
バイクでも知らない人が多いんですが、整数倍だと同じ歯が一定周期で当たるために摩耗が均一にならないとメーカーに言われたことがあります。使用を重ねることで起きるチェーンの延びが均一でないためなんですが、直接当たるピニオンとスパーでも同様のことが起こります。
それは製作精度が低くい場合は偏心していることがあるために当たりがきつい所と緩い所がでるからです。幸い私が好んで使っている2メーカーのピニオンやスパーはそんなこと無さそうですが、他メーカーの中にはバックラッシュが一定ではない組み合わせもあるとか。そうなるときつい部分が一定周期で重なるのを防ぐためにも整数倍は避けるべきでしょう。
もっともこれはラジコン素人が頭で考えてるだけなので実際は気にすることじゃないかもしれませんし、そんなので摩耗する前に寿命が来ちゃうかもしれません。
ということで、むしろバイクに乗る際に気にしてあげてください。