元靴屋のラジ活奮戦記

元特殊靴屋  現怪しいオートバイ用品屋の店長が綴る趣味のラジコン日誌

セロスポに金属の脚を奢る。その3



やっとセロスポのパーツが入荷するようになってきました。
今回は3RACINGのCERO ULTRAのナックル(アップライト)を入手しましたので交換してみます。
ダブルカルダンは入手できなかったんですが、オリジナルのドライブシャフトはハブアクスル型になっておりガタが極めて少ないのでこれを使ってみます。

同じメーカー、同じ系列のモデルだけに何の問題もなく取り付け出来ました。それまで付けていたMTC2のアップライトはスペアパーツとして工具箱にポイ。
金属のアップライトはハードクラッシュで歪む可能性もあるのでまた戻す事になるかも知れませんので。

とまあ、これだけだとブログにしても寂しいのでダブルカルダン絡みで最近練習していることについて。

■ダブルカルダンの効果
ダブルカルダンとは等速ジョイントを指します。
シンプルなジョイントが一つのユニバーサルジョイントというのは屈曲が付くにつれて1回転の中で速度が変わってきます。円柱を斜めに切ると楕円状になるのと同じように半径がずれて回転数に波が出来るのです。ダブルカルダンはジョイントをもう一つ付けることで打ち消し合って等速にするわけです。
これにすることでハンドルを切った状態でのアクセルオンで姿勢が乱れづらくなります。切れ角が多い時に顕著になるのでタイトコーナーからの脱出に有効です。

■でも必要なのか?
タイトコーナーからの脱出時に有効と書きましたが、ハンドルを切りきった時にアクセルをワイドオープンするとフロントタイヤが抵抗になってリアが出やすくなります。
ですから最近クリッピングポイントを奥に取って脱出時のラインを滑らかにするような練習をしています。するとハンドルを大きく切っていないのでダブルカルダンの効果が薄くなるわけです。(影響はありますが)
あとジョイントが一つのユニバーサルジョイントの場合は脈動する回転のためにトラクションコントロール的な作用があるかもというのも期待しています。セナ脚みたいな効果があると良いなというレベルですが。

そんな感じで当面ユニバーサルジョイントで走らせるつもりです。さてどうなるやら。