猫の目のようにコロコロと変わる空模様に翻弄される中、袖スタでTC10/2の最終セットをしに行きました。
ZEN RCサーキットでは快調だったんですが、同じ屋外アスファルトコースなのに袖スタはセッティングが異なったりするんですよね。BD10-Fがまさにそうなんです。
とはいうものの8月10日はZENでのセッティングのまま結構良い感じに走ってくれていました。36Xタイヤの新品を導入してそれのグリップにも助けられていたんだと思います。
しかし翌日は降ったり止んだりと目まぐるしく変わる天候に路面コンディションも悪化してしまい、テールハッピー病が再発してしまいました。
ところがちょうどこの日はAXONドライバーの石岡勇人選手が袖スタに来ていたのでアドバイスをいただくことにしました。最近海外遠征もあったり全日本もあるために忙しいはずですが快く引き受けていただけました。
まずは私の走りを見ていただき、その後試運転をしてもらいます。
「可もなく不可もなく（意訳）」
だそうですが、走らせやすくすることは可能とのことでダンパーの取り付け位置やドループ、それにリアのトーインについてアドバイスをいただきました。
その後走りやすくなったのに驚いたんですが、まだリアが軽いのは前後のロールがアンバランスなせいじゃないかということでスプリングの交換を提案されました。その時点で前に2.6、後ろに2.65のスプリングが入っていたので、フロントに2.45-2.75のプログレッシブ、リアに2.6のリニアを入れてみます。しかしこれだともっと軽くなってしまったので、フロントに2.6、リアに2.7のリニアを入れてみたところこれでばっちりでした。
調子に乗ってアッパーデッキをtype Bにしてみましたが、これはまだ熟成が必要なようで今回はtype Aに戻して走り込みました。
しかし石岡選手が試走してくれた段階で最近私が踏んでいない19秒台に易々と入れる辺りはさすがプロドライバーです。
とりあえず今回の袖スタと前回のZENのセッティングは記録を残しておいて、今回の試行錯誤日記は一旦終了です。
お騒がせした皆様申し訳ございませんでした。
またご協力いただいた皆様ただただ感謝でございます。ありがとうございました。
