元靴屋のラジ活奮戦記

元特殊靴屋  現怪しいオートバイ用品屋の店長が綴る趣味のラジコン日誌

タイヤの減り方についての雑感

f:id:ddai0024:20220221135317j:plainRCのタイヤは意外に薄くてこんな風に擦り切れてしまうのも茶飯事です。
フロントタイヤは操舵と駆動の両方を受け持つのでリアに比べて摩耗が早いのは当たり前だと思っていました。

でもそれって本当にそうなの?

ZENで車の動きがおかしいのはリアが全くグリップしていないのが原因だと常連さんに指摘されました。その時はフロントがちゃんと応答してくれず曲がってくれなかったので、リアが踏ん張りすぎているのかと思ったんですが、逆にグリップしていないからだというのが分かったのはその方の指摘通りにセットを変えた時でした。
その方が言うにはしっかりグリップしていないので向きが変わらない。特にリアは全然であると。それはロールしていない事から分かるとのことでした。タイヤの減り方でもそれは分かるとも言われました。
確かに私の場合はリアは減りが少ない場合が多かったのですが、フロントはキャスターのために舵角が付いた際にショルダー部分しか接していない時に路面を掻きむしっているから異常摩耗している可能性もありました。というのもカーペット路面で調子のよい時(その時はアルミロアデッキを使っていたのでセッティングは別物)は前後とも同じくらい摩耗しましたし、リアもショルダーに筋が出来ていたからです。

確かに実車ミッドシップコーナリングマシンとして扱われるのは重量配分と共にリアタイヤへの荷重で最大限のグリップを得られるためでもありました。AWDでも日産のアテーサのようにフロントへのトルク配分はリアが受け持ちきれなくなった分を補助するように設定されていたと思います。(古い話なので今は知らない)RCの場合もリアのベルトが外れた時に全く加速しなかったし、今流行りのFWDがフロントに大きなウエイトを積んで無理矢理グリップさせようとしている事からもリアの駆動の重要性が分かろうというものです。
ただリア駆動を意識しすぎるとDD車がジャイロを必要とするように操縦が難しい物になります。なので求める物は四輪を均等にグリップさせるセッティングと、前後の車輪の受け持つ仕事を効率よく行えるようにする操縦方法(荷重移動)なわけです。

じゃあ、何をするかというのはこれから実践して答えを出そうと思っている段階ですが、とりあえずセッティングに関してはフロントが…とかリアが…という考えは捨てて、バランスをもっと意識しようと思っています。
荷重移動はブレーキを使えるように練習することから始めます。

ブレーキに関しては 出来なくてやれない のと 出来るけどやらない には雲泥の差があると教えてもらった通り、出来ないからとそれを誤魔化す方法を考えるより、出来るようになって使い分ける方が良いに決まってますよね。

雨だからと諦め半分で行ったサーキットでとても有意義な時間を過ごすことが出来ました。
…調子に乗って最後ぶっ壊しましたけど。(涙)

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