サンワのM17にはサーボのプログラムを書き換える機能が付いています。
今までサーボなんてプロポの動きを正確にトレースする能力が有れば良いんだろうって思っていたんですが、よく考えたら早い段階でD/Rなどは使っていて正確なトレースだけじゃないのを実感していたんですよね。💦
そこでまずはSSLという機能でサーボの動きを調整したんですが、結構違う事に気がついて更に考えを改めました。走行中に切り替えられるようにしてその差を確認したところ微妙ではありますが確かに変わったのです。
ただこの方法だと手癖の悪い私は走行中に不意に切り替えてしまうのと、後述するレスポンスの理由からプロポからのSSLでの設定ではなくてサーボに書き込まれているプログラムを変更することにしてみます。
M17とサーボを接続してから上面のNO2ボタンと電源ボタンを同時に押してランチャーを起動します。
マルチセッティングギアをセレクトして
サーボのプログラムをプロポに読み込ませます。
そしてサーボのプログラムを書き換えます。
各パラメーターは先日SSLを利用してCLⅡで反応が良かったプログラムを使用します。
最後にサーボに書き込んで終了です。
前回はSSLチャンネルにサーボを繋いで使用したんですが、サーボのプログラムを書き換えて1CHに繋いだ方が動作が速いというアドバイスをいただいたので今回はそれを試してみます。
実走ではSSLでプログラムを走らせるのとサーボに書き込んで動作させるのとの差ははっきり言って分からなかったんですが、他の人に運転してもらった際に切れが良い(良すぎる)という評価をいただいているので車体の特性と合わせてとてもよく曲がるマシンにはなったようです。
そんな感じで劇的な変化は見られませんでしたけど、こういった事は知っていてやらないのと知らずにやれないのでは雲泥の差なのでまあ良しとしましょう。(苦笑)
ちなみにハイエンドサーボなんて要らないよなって思っていたんですが、速さやフィーリング以前に書き換えたパラメータでの発熱がないので安心です。CLⅡの時はやりすぎたのか随分発熱していたんですよね。サンワのサイトにあるプロドライバーがどんなプログラムにしているかという表にはハイエンドのしかなくて(当然)CLのようにミドルクラスには厳しい設定だったようです。
とりあえずサーボ設定遊びはこれでひと段落させて、基本的な操縦の上達の方にまた腐心するようにします。