元靴屋のラジ活奮戦記

元特殊靴屋  現怪しいオートバイ用品屋の店長が綴る趣味のラジコン日誌

ハイエンドクラスは初心者には不向きか?

中古で手に入れたTT-02は前のオーナーが色々手を入れてくれていて良い買い物だったのですが、素組みの状態を知らないので特有の癖などがよく分からないのかも知れません。今のRCカーってこういうもんなんだと漠然と受け入れていたし、それなりに楽しかった。

 

しかしサーキットに通うようになって思ったのが俺って下手くそすぎるってこと。(;^_^A

そしてそれが車のせいもあったってこと。

 

下手くそは練習で上達するしかないので週に何度もナイター営業しているのを良いことにZEN RCサーキットに通い始めるわけですが、常連さんが可哀想に思うくらいぶつけまくってボディもボロボロ。それでも何人かのアドバイスで徐々に慣れてきたところで更なる上を目指してすでに旧モデルになっていたTRF419RXの未開封物を入手して組み立ててみました。

当然まだこのマシンは自分には早いと思って組み立ててからも眺めて悦に入る日が続きます。(実際はピニオンギアも別売だと思わず手配してたw)
初めて走らせたのはTT-02を入手してから1か月後。老い先短いので何をするにも拙速です。

しかしその走行フィールはこいつヌルヌル動くぞ!でした。シルキーな感じでラインをトレースしていく様はTT-02のじゃじゃ馬ぶりと違って初心者にも優しいもので、正直いって驚愕のレベルでした。入門モデルだから操縦が簡単だと思っていたのは全くの思い違いで同じペースだったらTRF419の方が数段楽に走らせることが出来ます。一気にハイエンドに移行するのは時期尚早だと思ったんですが、競技用として最先端にいる(419は正確には居た…ですが)ハイエンドマシンを体感することで正しい方向を見る事が出来たのは今後TT-02をどうすればこれに近づける事が出来るのかと整備やセッティングを深く考えるようになったのでとても良かった。

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早速復帰してから何度もお世話になっているフタバ模型さんに寄ってハードシャーシを購入。なんでノーマルシャーシより安いんだろうかw
シャーシ交換から始めたのは四輪の場合はサスペンションをしっかり動かすために受け止めるシャシーの硬さや正しいフレックスが必要だと思ったからです。

弄り過ぎてタッピングビスを多用しているこのマシンのネジ穴が劣化してしまったので丁度良かったというのもあります。

ついでにサスアームの受けなど手元にあった物を全て新品にしました。譲り受けた初日にアップライトを折っているのでスペアパーツがすでにあったんです。(滝汗)

それにしてもTT-02に多用されているタッピングビスは初心者にはハードル高いですね。

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次にダンパーのオイル交換をしました。

前オーナーの交換時期やサイクルを聞かなかったのでリセットの意味を込めて行います。シリコンオイルは予備を付けてくれていたのでそれを利用します。

この時点で何故コンプレッションリングの位置が前後で違うのかを知らない私。(汗)

後に車高調整の重要性とリバウンドストッパーの無いTT-02はカラー組み込みなどのダンパー長で調整しているというのを知りました。

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この段階でオーダーしていたけどなかなか届かなかったライキリボディが到着しました。初めてのボディカットは難しくてホイールアーチが波打ってます。(涙)

 

その後実走を経てサスペンションのセッティングに苦労するんですが、それはまた次の機会に。

 

結論としてハイエンドクラスはある程度操作に慣れたら保有しないまでも走らせてもらう機会を作ると良いでしょう。もっともセッティングなどがセンシティブなのでぶつけたりすると破損しないまでもアライメントの狂いなどが出るのでなかなか貸してはくれないと思います。でも極低速でコーナー1個越えるだけではっきり分かるくらいですから、自分のマシンとの比較のためにまずは人間関係からしっかり構築しましょう。コミュ障の私にはハードル高いですけど。

追記:
見返すとTT02がぼろくそっぽく見えますが、実際は弄り壊していただけです。
正しい組み方をしてちゃんとセッティングしたら見違えるようになりました。
そこら辺もまた書き留めたいと思います。