元靴屋のラジ活奮戦記

元特殊靴屋  現怪しいオートバイ用品屋の店長が綴る趣味のラジコン日誌

BD11

気になって気になって仕方がないけど、親しい人達にyokomoユーザーが居ないのでどんなマシンかよく分からなかったBD11。
オークションで安いのがあったのでとりあえず落としてみた。


とりあえず過去の経験からほぼ全バラにしてから手持ちのパーツも使って組み直しました。専用部品で多少気になるところもありましたが、走行に支障がないようなので後日調達して修理することに。中古品は新品を組む時に袋から出してパーツを探す作業が省ける以外は逆に手間が掛かります。(+_+)
BD10と共通部分が多いという事もあって作業自体は慣れたものでした。

早速入手した週末にBDシリーズ誕生の地である(だろう)つくばラジコンパークにてシェイクダウンします。

ハイグリップカーペットでは何となく走ってしまったのですが、最初アンダーが強くてアクセルは開けられるけど向きが変わってくれない印象でした。元々過激なくらい曲がるTC10/2のユーザーなので比較が難しいんですが、現地でアドバイスをいただきながらある程度方向性が決まって最後は良い感じになりました。

その翌日袖ケ浦スタジアムでアスファルトでの走行確認をしました。
結果は曲がらないのにテールが軽いというあまり好ましくない印象です。
まずは前日つくばでアドバイスいただいたスタビの強化をすることで狙ったラインに頭を入れられるようになりましたが、リアの軽さは若干鳴りを潜めたけどタイムアタックするとリアがブレイクします。しかも唐突なので制御が難しいというか出来ませんでした。つくばラジコンパークでの推奨セットにもしましたが、むしろ悪くなるばかりだったので元に戻しました。他では合わないかもとは言われていたので次回つくばで再度試してみます。

次に今日の自分が駄目駄目なのかと思ってこの週末は一度も走らせていないTC10/2を引っ張り出して走らせてみました。

うっとり…。

13周とわずかな走行でしたが、切れ味鋭いコーナリングはレールの上を走っているように安定していて自分の調子が悪いわけではないのがはっきり分かりました。

そこでBD11につくばでいただいたアドバイスの一つである「BD10のアッパーデッキを使う」というのを試してみます。実はTC10/2のリアが軽い時もそれを試したんですが、あまり芳しくなかったのでそのアドバイス自体を忘れていました。藁にも縋る思いで試してみます。当たり前のようにアッパーデッキは持ち歩いていました。(苦笑)

これが大当たり。
スタビリティも上がってアクセルも開けられるのでタイムも一気に縮まったと思います。(レンタルポンダーだったので外してしまっていた)TCのような切れ味の鋭さが無い分安定したラップも刻めそうです。

聞くところによるとBD11の売りの一つであるATF(アクティブ・トップデッキ・フレックス)は海外では無効化されている場合が多いという噂もあるそうで、このようにBD10のアッパーデッキで固定してしまうというのも有効なのではないかとの話でした。
とりあえず袖スタではこのセットで詰めていきます。
つくパーでもこれをベースに仕切り直してみようと思ってます。

ということでBD系が3台……。左からBD10F(仮称TC10F)、TC10/2、BD11。
仲間にも呆れられてます。