元靴屋のラジ活奮戦記

元特殊靴屋  現怪しいオートバイ用品屋の店長が綴る趣味のラジコン日誌

TC11(仮称)作成

袖ケ浦スタジアムがIRIS ONEのシェイクダウンに沸いた同じ日の夕刻に、TC10/2にBD11の脚を組んで走っている人のマシンをじっくり見せていただきました。
組んだのはあの人で良く走ってくれているそうでした。
元々旋回速度の高さが魅力のマシンなのが、更に切れ味を増しているとのことで期待が高まります。
ただその分少し操縦が難しくなるとのことでしたが、今でもすでに難しいので何の問題もありません。(どちらにしても手を焼いているんだしw)


■TC11(仮称)の組み立て
BD11のロアデッキがBD10と同じ事からTCに移植するのには何の問題もありませんでした。4脚と前後ロアバルク、前後スタビを移植します。アッパーバルクはTC10/2の物がポン付けです。ダンパー自体が短いのでマウントもTC10/2の物を使用する必要があります。
セッティングはとりあえずTC10/2の物をそのまま引き継ぎました。
TC10/2にはフロントに3.5mmのハブが入っていたのですが、ハブアクスルのオミットと共に前後共4mmのハブにしています。

今後のセッティングが楽しみです。

■そもそもTC10とは?
TC10及びTC10/2とBD10との大きな違いはロアデッキと更にショート化されたダンパーユニットです。
ロアデッキはステアリングポストの位置が異なっており、アッカーマン比が異なっています。ワイパーのシムで調整するとワイパーの長さが変わるのとおおよそ同じ効果が出ると思うのですが、ポストの位置を変えることでワイパーの長さを変えずにアッカーマンの変更をしているわけです。そしてアッパーデッキのフレックス化(センターブリッジのボールベアリング留め)やショート化されたダンパーと共に切れ味鋭いコーナリングを実現しているわけです。
その他はスプリングチタンやアルミを使用したボルトに変更、専用ターンバックルに低抵抗のサスピン、アクスルシャフトの軽量化アイテム各種があります。


■BD11は?
BD11にはTC10の足回りとロアバルク(スタビ含む)を移植し、TC10を/2にアップデートした際に余ったアッパーバルク&ダンパーステーでTC10用のダンパーを取りつけました。これでBD11はTC10っぽい物になりました。厳密にはロアデッキが違うのですが、スペアパーツのTCロアデッキがあるので近日本当のTC10に換装予定です。
こちらはセッティングデータも豊富なので問題なく走ってくれるでしょう。

昨年はTC10/2で気持ちよく走れたので今年も再現できるようにしたいもんです。

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