元靴屋のラジ活奮戦記

元特殊靴屋  現怪しいオートバイ用品屋の店長が綴る趣味のラジコン日誌

魔改造 TT-02S改

f:id:ddai0024:20210526140546j:plainS64を導入してから持ち込み車両の入れ替えを行ったために袖スタで走らせるのは随分久しぶりのTT-02改ですが、盆栽化していたのでデスク上ではしこしこと妄想セッティングが進んでました。
特にリアサス周りはアッパーアームを短くするためにホルダーの取り付け位置を変更したりリアハブを他車から流用しています。そしてアジャスタブルサスホルダーのブッシュを調整してリアのトーインを1.5度にしました。またハブブロックを4mm厚にしてナロートレッド化し、ショートホイールベース化していたのを標準に戻したりしています。スプリングはXV-01用のミディアムにしたのに合わせてTNレーシング製ダンパーホルダーもスタンダード長用の位置にしています。サーボもロープロファイルの物にして受信機をシャシーに移動させて低重心化にも着手しています。
他にも以前からアッパーデッキの装着などで魔改造が進んでいたんですが、これ以上やるとシャシーに手を加えるなどの各パーツの加工(現在はポン付けのみ)に手を出すことになるのでそこまで情熱傾けるつもりは無いです。

久しぶりに引っ張り出したのは机上で弄った結果を見て見たかったのと、平日は恐らく時間割も無いので自由に走らせるタイミングがあるだろうという目論みからでした。
思った通り自由な時間に走らせることが出来たので久しぶりのTTを堪能しました。
そこで感じたのは車高の高いスケールボディのせいかとてもロールが大きくて挙動が分かりやすいことでした。ああ、ここでアクセル抜くとノーズダイブでフロントに荷重して、そこでハンドル切るとロールの頂点がここら辺で来て、その戻る反動で逆にステアすると頭が入りやすいななどです。回頭も今まで悩んでたのは何?というくらいS64よりも素直に入ってくれます。ホイールベースは戻したので、スプリングのお陰か交換したサーボの効力なのか。タイムも特に悪く無く、むしろ最後にここで計った時よりは明らかに速かったです。さすがに21秒半ばとその日にS64が記録した20秒9には及びませんが、どちらも2万を切るキットモデルだというのを考えると自分の技量からするとちょっと痛快な記録でした。

 

f:id:ddai0024:20210525215033j:plain
■TT-02 TYPE S改
スパー74T ピニオン52T ギア比 二次減速比2.6なのでギア比は3.699
モーターはタミヤのTBLM-01S 16T
ESCは中華なブルーのアレ(笑)
ステアリングサーボ サンワ SRG-BLS エボリューション
受信機 RX-472
ボディ プロトフォームのフェアレディZ

装着部品
タミヤポップアップパーツ
アルミステアリングLT
TRFダンパー
アルミドライブシャフト
XV-01用スプリング(ミディアム)
カーボンダンパープレート
アルミハブ4mm
TRF416用リアハブキャリア
リアアジャスタブルサスホルダー

TNRacingパーツ
カーボンアッパーデッキ
カーボンダンパーホルダー(前後)
スタビホルダー(リアのみ)
ボディーポストブレース(前後)
カーボンバッテリーホルダー(汎用)

Yah レーシング
アルミモーターホルダー(微調整可能タイプ)

イーグルレーシング
ドライブシャフトベアリングホルダー

5月25日の総評
時間にすると1パックのみなのですが、素直に曲がるしモーターの影響もあってしっかり加速してくれてとても気持ちよく走れました。17.5Tの固定進角モーターを載せたS64よりも速かったくらいです。(その後セッティングを詰めたS64に逆転されています)
リアのトーインを減らしたにも関わらず直進安定性はそれほど落ちていませんでした。3度の時よりはふらつきましたけど。
はっきりとロールするのが見えるその姿は実車ストックカーレースのようで楽しくすらありました。Zボディは車高も高く133gもありますし、TTのサスも動きが良いからでしょう。これと同等のマシン同士で競い合うと面白そうだなと思いました。タミチャレってこんな感じなのかなぁ。(無論こんな魔改造マシンは出られないけど)