日常で車に乗っている程度でも4輪駆動車は前後とセンターにデフが入っていないとタイトターンなどで車輪がロックしてしまうのは知っていると思います。(知らないかw)
RCカーの1/10ツーリングクラスの主流は四輪駆動なのですが、センターデフ付きというのは浅いRCの知識の中ではありますが無いと思います。
理由は機構が複雑になって重量がかさむ事と、軽い車体のために前後の作動差でロックさせることがほとんど無いためでしょう。
先日袖スタで走った際にTT-02が妙に前に進まなくて困っていたところ前席の方がフロントデフが緩い事に気が付いてくれました。
そういえばメンテの際にスペアのデフにガムを入れたのと組み替えたんですよね。そのガムの量が少なすぎたようであっという間に緩んでしまったのが原因でした。
翌日元に戻したら元通りに前に進むようになりましたから。
このように駆動が逃げる要因になるセンターデフは必要ないということもあるのでしょう。
また同様の理由からかTRF419XRのフロントはスプールと言ってデフ無しです。
フロントの駆動が逃げないようにダイレクトに繋いでいるわけですが、結局四駆とはいえ加速時にフロントで引っ張る力の方が強いのかも知れません。もしくはハンドルが切られた状態ではイン側の接地力が落ちるのでスリップしてしまうのを防ぐためかも。
どちらにしても速く走るために設計されているTRF419XRをお手本にするべきだと思い、手っ取り早く作動を制限する硬いグリス(ガム)を前のデフに入れてあまり動かないようにしました。どうせ動かないなら軽量化のために外しちゃった方が良いんですが、そのためのキットがそれなりの価格だったのでとりあえず断念しました。(^^;)