ブログをサボってる間に増車したSAKURA advance S64です。
■組み立て
色々言われてますが、どうもadvance Sから随分進化しているようで8千円しないマシンなのに組み立て精度もそこそこであまり苦労しませんでした。
唯一バルクヘッドの形にバラつきがあるので出来るだけ似た形状で組みを作る必要があるくらいです。これをやらないとデフは真っ直ぐ付くんですがスタビライザーが斜めになったりします。
あとはターンバックルが3mmなのでタミヤユーザーは工具の買い足しが必要になります。
組み立て精度の話ではありませんが、組み立て済みのユニバーサルシャフトは増し締めが必須です。緩めに締まっているために私はそれでジョイントシャフトを無くしました。
■実走行
センターモーターという意味ではBD10よりもモーターが前に位置しています。64というのはフロントベルトとリアベルトが6:4という意味だそうで、それによって完全なセンターにモーターを置く事が出来ています。BD10は等長ベルトのためにモーターが少し後ろになっているわけです。
そのせいかコーナリングはニュートラルでとても8千円しないマシンとは思えません。私レベルだと詳しい話は出来ませんがリアのトラクションをどう確保するかが肝のように感じました。
キットのスプリングは硬すぎるという意見が散見されるので私は元からタミヤのショートスプリングのソフトで組んでいます。他の人に試走していただいてもこれで特に問題はないみたいです。
■いい点悪い点
いい点
安い ちゃんと走る
悪い点
部品の調達に苦労する 劣化が目に見えて進む
■総評
価格が価格なので期待していなかった分普通に走ってくれるので少し割増で好印象になります。
私が出ているゼロタイミングの21.5Tだと特に不満はありません。ただ袖スタでセッティングが出てると思う状態で走らせても微調整もしていない419XRよりコンマ5秒くらい遅いです。走らせ方なんでしょうが、初心者的にはこんな感じです。
一番問題になるのは補修部品の調達です。
メーカー欠品も多くて手に入れるのに苦労します。私はしっかり走らせたかったので2台買いました。^^;
一台は組み立てられた事も無いのに部品取り扱いです。(悲)
その2台めを買った理由の一つなんですが、ぶつけなくても壊れたり目に見える程に劣化していきます。
崩壊という言葉が似合うほどです。部品供給に不安があるので結局2台所有の方がコスパは高いと思います。
上位機種との互換性もありますので壊れたらアルミパーツに替えていく事も考慮した方がいいでしょう。
こんな感じでファーストカーとしては厳しい面もありますが、カーボンシャシー禁止のクラスなどに参加する際や気軽にセンターモーターを楽しみたい人にお薦めです。