まだラジコンを始めて1年に満たないんですが、最初わけも分からず言われるままにセッティングしていた中の一つにロールセンターの調整があります。
その時はアッパーアームを取り付けているピロボールの高さを調整する事でタイヤの面圧をコントロールする方法ですが、具体的な作業を指示されるままに行ってその変化に驚いたものです。
その後ネットでの情報などでロールセンターについての知識も少し付いたんですが、相変わらずアッパーアームの調整で済ましていました。サスマウントの高さ調整よりアッパーのカラーを入れ替える方が各段に楽だからです。
でもZENの店長にロールセンターの調整はマウントの高さで行って、アッパーアームは微調整をする程度にするという話を聞きました。確かに他のドライバーにも似た話を聞いていたので試してみます。
タミヤだとサスマウントのブッシュで調整出来るんですが、ヨコモの場合は高さを調整する場合はスペーサーを噛まさなきゃいけません。しかも一体型マウント用のスペーサーはBD10専用のセットが無いのでBD9用を購入する必要があります。要らない分割マウント用まで付いてきちゃうんですよね。資源の無駄遣いだなぁ。
分割マウント用はBD10用が別に出ています。
嵩上げした後に忘れちゃいけないのがバルク側のピロボールも同様に上げる事。
サスマウントが上がる分アッパーアームも調整しないと嵩上げとダブルでロールセンターを上げる方向に振られてしまいます。今回0.5mm嵩上げしたのでバルク側にも同量カラーを入れました。
これを付けて見たらとても安定して路面温度もそんなに高くないためにタイヤのマッチングに不安のある時でもベストに近いタイムで走らせることが出来ました。
店長にも当面これで走りこんでみては?と言われるくらいに安定していたようです。
あと更にBD10のアッパーアームの角度についての話をしていただきました。
純正のセットだとこのように地面と平行か逆バンザイしているのですが、バルク側はカラーでの高さ調整ではこれ以上下げられません。
ここを首の短いロッドエンドボール(右側)に交換すると更に下げる事が出来ます。
試しに装着してみましたらこんな感じになりました。
セッティングの幅を広げるためのテクニックとして活用したいと思います。
ちなみに首が短くなることで心配なのはアジャスターの可動範囲が狭くなることですが、フルストロークさせても干渉しなかったのでこれでいけます。