元靴屋のラジ活奮戦記

元特殊靴屋  現怪しいオートバイ用品屋の店長が綴る趣味のラジコン日誌

袖スタGP 2022年3月 レースに対しての取り組み方

終了してから随分経って書くけど、実は一度ほぼ完璧に書き終えていたんだけど、眠くて保存するの忘れて消しちゃったんですよね。
それでもういいやって諦めたということです。眠い時間に書いちゃだめだよね。💦

ちょっと経ったけどやはりこの時にこんなことを考えながらやっていたという日誌としてはちょっと書かないといけないイベントだったので書き直しました。(元とは随分内容が変わっちゃいましたが)

f:id:ddai0024:20220301225210j:plain
1月のレースの車検を受けた際に満充電ではないバッテリーで受けてしまったものですから、走行前車検で電気を抜かなければならず、一番美味しいパンチの出る所が削がれてしまったために凄くフラストレーションのたまるレースになってしまいました。
昨年はとりあえず枯れ木も花の賑わいって感じで参加していたんですが、このレースで初めて悔しいと思ったのには自分でも驚きました。まあ、元々モータースポーツ畑で飯食っているので当たり前と言えば当たり前ですが、もうちょっと気楽にやるつもりだったんだけどなぁ。(苦笑)

そんな事から今回はレースに臨む際の手順をしっかり頭に叩き込んでおきました。

レースの流れとしては
1.ピットオープン(だいたい7:00頃)
2.練習走行(10:30まで・時間分けあり)
3.車検(車重、電圧、回転数チェック)スパーとピニオンにマーキング
4.走行前車検からの予選1回目(電圧チェックのみ)
5.昼休み(練習走行可能)
6.走行前車検からの予選2回目(電圧チェックのみ)
7.走行前車検からのメインレース(勝ち上がりの人は2回)(電圧チェックのみ)
8.抽選会・閉会
という感じ

RC SuperGTの場合はタイヤ回転数での縛りがあるので、車検時にチェックした電圧を越えたバッテリーは予選本戦とも使用出来ません。
なので肝はいかにバッテリーをレギュレーション上限の電圧にして、それに合わせたギア比で車検をパスするかという所でした。

前回は自分の充電器では満充電なのに、他の人のではまだ入るという現象が起きていたので充電器を買い替え、そして正確なチェッカーで計ってレギュレーションの上限までしっかりと充電しました。また車検やレース時には気温が上がりそうだったので念のために1パック走行した後に再充電してバッテリーを温めてからギア比を再度合わせます。気温に左右されると聞いたためです。そこでも規定タイヤ回転数ギリギリに詰めました。


次に重量です。実は前日の練習時にRTC(リアトーコン)を使うか使わないか悩んで結局外してしまったんですが、それを忘れていて重量が足らなくなっていました。
手持ちのバラストをいくつか積んで車検に臨んだんですが、なぜか重量がギリギリで、ボディピン一つ落としたら失格くらいの重量になってました。(滝汗)原因は車重を計った時と車検の時のバッテリーの重量差でした。
こんな感じで、バッテリー電圧、タイヤ回転数、重量、と車検項目は全てギリギリでパスしてあとはドライバーの腕次第。


おっと、それと金曜の晩に車の中で組んだTC10/2の性能評価の場でもあります。
マシンのポテンシャルを充分に発揮できるコンディションに持って行けたことで、自分でも予想外の結果を導く事が出来ました。(結果は以前の日記に記載しています。)

実際には電圧もそれほど神経質になる必要はないとベテランの方に言われたんですが、言い訳の余地を今回残しておきたく無かったんですよね。

ただ今回はタイヤ選択も重要なファクターでした。
予選1回目は土曜に比べて路面温度も10度以上低かったので前日調子の良かった28Xではなくて比較的新しい中古の24Xを使ったのですが、19秒に1回も入らずフラストレーションのたまる結果となりました。
そこで午後の予選2回目は28Xにしたところ、路面も良くなってきたせいもあって19秒台を連発して総合でも8位に入る事が出来ました。今回非接触温度計を使って路面温度を何度かチェックしていたんですが、条件が色々重なるので目安以上には使えないなという印象です。もっとデータを集めれば違うんでしょうけどね。

f:id:ddai0024:20220312193405j:plain今回一番の立役者はTC10/2でしょうね。
金曜の晩に入手して、そのまま現地で組み上げたというくらいぶっつけ本番でしたが見事に期待に応えてくれました。
次戦も楽しみです。