元靴屋のラジ活奮戦記

元特殊靴屋  現怪しいオートバイ用品屋の店長が綴る趣味のラジコン日誌

RC SuperGT レギュレーションの一部追加が発表されています。

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今年から始まったRC SuperGTクラスのレギュレーションに少し追加が発表されています。
レースだから仕方がないんですが、色々考える人がいるもんだと感心したりしている間にブログに書くのが遅れました。

追加になったのは2点3項

1-1 モデルチェンジしたESCに装備されている回転数制限機能は使用不可
1-2 それに伴ってギア比の制限を追加

2 タイヤに使用するクリーナーについての制限

1-1は例えば回転数を制限してギア比を上げることでラップタイムに影響が出たという事例からだそうです。そのためギア比を5.0以下にすることが追加されました。

ギア比は速度の伸びに影響するのでタイヤの回転数が同一でもそこに到達する時間に差が出るとか、ESCの回転数制限のシステム上オーバーレブする時間があるのでそれが影響するなどの見方があるようですが、実際にタイムを計ったところ明らかに差がでたために導入に至ったそうです。またそれに伴ってギア比の制限も設けられています。実際タイヤ回転数が4000回転の場合は5.1から5.4くらいがほぼすべてのようなので4.0台などにはならないと思いますから念のための補則でしょう。

2 は所謂グリップ剤相当になるクリーナーの排除です。

タミヤのレースではタミヤ製のクリーナー以外の持ち込みが禁止されているそうです。(実はよく知らない)目的はグリップを促進するような成分が混入したクリーナーを使うことでイコールコンディションではなくなることを防ぐことです。
これは各コースで認められたクリーナー以外の使用が原則禁止されることになります。ショップ併設のコースの場合はそこで取り扱っているクリーナーを指定することで入手が楽になるというメリットもあります。袖スタでは大阪魂(モノタロウPB)が指定になりそうです。(個人的な要望ですが、もう少し短いスプレーを出して欲しいなぁと思ってます。背が高くてテーブル上では使いづらいし持ち運びも面倒なんですよね。)

初心者の戯言
レースは競い合って勝つのが目的なので色々とレギュレーションに無い部分で切磋琢磨するのは当たり前なんですが、あまりギスギスしない程度に空気読んでみんなで楽しめるといいですね。
といいつつ、ボディもUSGT規格とタミヤ標準ウエイトでは雲泥の差があるので結局楽しく競うにはUSGTボディばかりになって実車イメージの強いスケールカーは敬遠されちゃうのかも知れません。個人的にはJTCCの頃のGTカーとかも好きなんですが、純競技用ボディにも抵抗がないので先輩方に遊んでいただける“速さ”が今のところ欲求の大半を占めています。ただ実際のレースでは重心が高くなるなどのハンデがあるタミヤ標準ウエイトボディは車両の最低重量を少し軽くするなどしても良い気がしています。(逆にボディの最低重量を決めても良いんですが、USGTボディにウエイトを貼ると塗装ごと剥がれたりするので出来ればやりたくないです。タミヤ製は入手困難ですし)

目指せDメイン3位以内の私が言ってもあまり説得力ないでしょうけどね。(苦笑)